最近の記事

2016年10月15日

東山魁夷 広島県立美術館 自然と人、そして町

754年4月に鑑真は東大寺で聖武太上天皇、

孝謙天皇、光明皇后の菩薩戒を受戒。

これが日本で最初の正式な受戒となったそうです。

唐招提寺が鑑真によって759年に建立されます。

世界遺産にも登録されている唐招提寺、金堂の本尊は廬舎那仏。

御影堂には鑑真の弟子がつくった

鑑真和上座像が安置されているということです。

そして御影堂の障壁画は日本画家東山魁夷に

よって新しく描かれることになるのです。

鑑真の事を思い描かれた絵はどのようなものなのでしょうか。

唐招提寺は現在、修理中ということなので、

障壁画全68面を広島では初公開中ということです。

・・・ということで。

広島県立美術館で2016年(平成28年9月17日〜10月30日)

に開催されている日本画の巨匠、東山魁夷展に行ってきました。

明治41年生まれ。幼い時から絵を描く事が好きだった東山魁夷、

17歳の時に画家を志して18歳の時に東京美術学校に入学された

ようです。

ヨーロッパの各地を訪問してベルリン大学へ。

しかし、父親の病気で留学を途中で断念。

家業の経営不振の為、ご苦労された様子。

32歳で結婚されて、34歳で父親が亡くなります。

37歳で母親が亡くなります。

唐招提寺御影堂障壁画の依頼を承諾したのは63歳の時、

鑑真と唐招提寺というテーマで絵を描く・・・。

唐招提寺は奈良県にある律宗のお寺。

鑑真は受戒をする僧侶ということで、唐から何度も

日本への渡航に挑戦し、ようやくたどり着くことが出来たのです。

そのような鑑真をどのように表現するのか・・・。

足掛けで10年にわたる制作活動。

その結果はどのようなものであるか・・・。

広島にいながらにしてみることが出来るチャンス。

失明した鑑真が見ることが出来なかった日本の自然、風景。

それは素晴らしい群青の海、山。

そして中国の風景、墨の表現。

この様に表現するのか・・・。

鑑真という人物、お寺の雰囲気にも。

鑑真が思った気持ちや、鑑真を思う気持ち・・・

素晴らしいです。

もう少し、ゆっくり鑑賞したかったのですが、

チャンスがあれば、唐招提寺で・・・

東山魁夷は90歳で亡くなられたそうです。

希望で善光寺に葬られたのだそうです。

「自然は心の鏡」

posted by おむすびライオン at 01:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スポンサード リンク